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たしかに時間はかかりますが、言葉の問題は解消されていきます。
漢字を使った筆談や電子辞書を使えば、簡単な内容は通じます。
漢字の国であり、来日前に日本語の基礎的な学習は行っていることもあり、通常、生活で必要な最低限のコミュケーションは半年程度で取れるようになると思います。
しかし、ご本人の日ごろの学習に加え、まだまだご家族の支援が必要な状況です。
例えば、次のようなことに留意いただくと良いのではないかと思います。
◆簡単な言葉を使って、ゆっくり話してください。
◆間違いや注意点を強調されるより、できたことをほめてさしあげる方が良いと思います。
◆復習が重要です。どうしても次へ次へと学習する傾向があります。学習された内容を日々の会話で繰り返し使うことも効果的と思います。
◆日本語教室に通われると早く上達すると思います。
ご主人、ご家族が重要な日本語の先生であることは間違いありません。
しかし、日本語を教えるベテランではありません。
そこで、地域ボランティアの日本語教室を探してあげてください。やはり、先生から教えてもらえるのは、違うものです。週1回週末に行われている場合が多いようです。
また奥様が望まれる場合は、初期だけでも民間の学校も検討してあげてください。
◆挨拶程度の中国語を覚えていただくと日々のコミュケーションが楽しくなると思います。
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